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【株式、為替投資初心者へ】投資を始めるならまず読んで欲しい。マインド系の4冊。

かずやです。

今日は投資の記事です。

投資を始めたいけど、なにから勉強したらいいのかわからない。

そういう方はズバリ、基礎勉強の後はマインド系の本から読むべき。

いくら知識があってもマインドが完成されていないと、長期的に見てプラスにはできない。

理由はマインドがないと肝心なところの判断ができないから。

短期投資と長期投資がありますが、この記事では短期寄りの内容になります。

マインドが完成されてもプラスを積み上げていけるかどうかわかりません。ただし、マインドがないとプラスにすることは難しい。

テクニカルやファンダメンタルを語る前にまず目を通してみてください。

定番の本から心理学に根差した4冊

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  1. マーケットの魔術師【株式編】為替編でもいいです
  2. ウォール街のランダムウォーカー
  3. 生き残りのディーリング
  4. マーケットは何故間違えるのか

マインド系はこの4冊で十分だと思う。読みすぎてもノウハウコレクターになってしまう。

実践編だと生き残りのデーリングとマーケットの魔術師

マーケットとはどういう場所なのかを学ぶには、ウォール街のランダムウォーカーとマーケットは何故間違えるのか。

実質、この手の本を読んでマインドを確立しないと相場に参加してはいけない。

マーケットの魔術師【株式編】

為替編のほうが有名だけど、俺はこっちのほうを読んだので紹介します。

基本、トレーダーの略歴と今まで使ってきた手法についてインタビュー形式で語ってある。

現在使っている手法については、話題になってもさらっと無視している。そりゃそうだな。そのやり取りもなかなか面白い。

ポイントは4点

  1. 自分で決めたルールには必ず従う
  2. 耐える
  3. 人の意見は聞かない
  4. 休まない

自分で決めたルールには必ず従う

自分で決めたルールとは、ほぼ損切ルール。例外なく従う。

金がかかっていないとリアルにわかりにくいけど、実際投資をしていて判断の時が迫ってくると、思考や視野がものすごく狭くなってくる。周りの物が見えなくなってくる感じ。

自分で事前に決めたルールを守り続けるのは難しい。失敗談も含めてその事が沢山かいてあるので参考になるはず。

耐える

耐える、は自分のルールに近い。損切タイミングがまだ遠いのに耐えられずに売ってはだめ、もしくは含み損に耐えられずに早めに利確してもだめそういうものです。

耐えるのも大事な要素。

人の意見は聞かない

人の意見を聞かない。これは、最後の判断を下す時に人の意見が脳裏によぎると判断力が鈍るから。相場に参加する時は全部自分の判断で行わないといけない。

休まない

この本に出てくるトレーダーはみんなほとんど休んでいない。最低限の時間以外はほぼ相場のために時間を使っている。チャンスを逃さないためと、相場感を維持し続けるためだと思う。


この本は実例と、トレーサーの考え方や危ない人生などと合わせて読めるので楽しいし参考になる点が多い。専業とはこれだけ大変なんだ、という内容にもなっている。手法よりもマインドに触れたいい本です。

特に損切りについてはしっかり理解しておくことをオススメします。

ウォール街のランダムウォーカー

これはちょっとテイストが違って長期投資の話です。読み物としても面白く読めます。

ポイントは3点

  1. インデックス投資はアクティブ投資にカンタンに勝てる
  2. 様々な事例と検証で専門家やテクニカル信者を煽る
  3. マーケットの歴史がわかる。チューリップ、南海バブルなど

この本は、バイ&ホールドの話です。一度買ったらずっともっとけって事。

長いマーケットの歴史からして、売り買いを繰り返していても結局マイナスになるというもの。

実際アクティブファンドよりもインデックスファンドのほうがプラスになってる、という論陣を専門家に向けて延々と繰り広げるという内容。

その内容がかなり挑発的で読んでて面白い。

サルが適当に投げたダーツで選んだ銘柄が専門家が選んだ銘柄に勝つとかいう内容です。

長期投資がアクティブファンドに勝つのはほんとなんだよな。

あと、この本の見どころは過去のマーケット事例をあげていること。

チューリップや南海バブルの話は知っておいて損はない。結局いつの時代も人の行動は変わらないということが分かる。

逆に冷静でいられればチャンスはある、という事もいえる。

投資方法は色々ある事を知るために、インデックス投資系の本も読んでおいたほうがいいです。

自分に合った投資法を見つけるのも大事な事。

生き残りのディーリング

元銀行為替ディーラーの実践に基づいた本。ちょっと古い本だけど、今でいうとFX系の本ですね。

  1. 相場参加者は生き残り続けないといけない
  2. そのための方法
  3. 相場についての気づき

だいたいこんな感じでまとめられている。

金言集みたいになっていて、迷ったときはこれを読むみたいな感じで手元に置いておくといいと思います。

長期投資と短期投資は基本的な見方が違う。短期投資にはファンダメンタルはあまり関係がない。

相場の事は相場に聞く。この言葉に基づいたコンテンツで構成された本です。

短期投資を考えている方は、必須で読んでおいたほうがいいです。

マーケットは何故間違えるのか

この本は、マーケットにおける参加者の心理状態にフォーカスしています。

実は、この本難しくて最後まで読んでいない。。。すいません。

短期投資を考えている方は頑張って読んだ方がいい。

何故なら、短期投資はほぼ人の心理で動いているから。大体の人が手法に目が行くので心理面を学んでおくと相場においてかなり有利と思う。

俺は全くテクニカル信者ではないけど、グラフの動きって結局人の心理の動きなんだよね。

人の心理って不変。だから、エリオット波動みたいなテクニカル分析が長い事受け継がれているわけだし。

自分の行動確認にもなるから心理学系は抑えておきたい。

基礎知識の勉強の後はマインドを確立する

投資の基本的な勉強を終えたら、自分のマインドを確立するためにこの手の本をオススメします。

短期投資なら

体形的にマーケットの事を知りたい、インデックス投資に興味がある場合は

こんな感じ。

インデックス投資について知りたい方は、パフェットさんの著書もあり。

短期投資について、大事な事は「損切り」これはどの本でも書かれている。

相場は大変なので、できれば短期投資はやらずにインデックス投資のほうをオススメします。

かくいう俺も短期投資はしていません。それなりの覚悟がないとやらないほうがいい。

どうしても挑戦したいって方は、ここに挙げた3冊をどうぞ。見方を俯瞰するために、ランダムウォーカーも見ておくとなおいいと思います。

グラフの見方とか、基礎知識は本でなくてもいいと思います。ネットや動画でいいんじゃないかな。

短期投資をやりたい方にオススメの方法は

新規で短期投資の予算を出すのはあまり得策でない気がする。


今日は投資の記事を書きましたが、基本投資の手法の話はしません。相場は難しいので記事にしにくいからです。

働いている方で投資を考えている方は指数のインデックス投資がいいと思う。それでも、バイ&ホールドの考え方がないと持ち続けることができないので、基本的な勉強はしておくべき。

異なる出版社から出ているのでよさそうなのを選んでください