ちゃうちゃうマガジン

働く人に向けた雑誌ブログです

「もう全部ぶん投げて逃げよう」逃げるのもアリですが。。。

どうも、sayranです。

今日はカンタンに逃げる=マイナスを積み上げていくという事について記事にしてみたいと思います。

日ごろ生活をしていて、もうこの状況から逃げたいと思う事はありませんか?

僕なんかしょっちゅうですよ。周りの雑音がうるさいみたいな。。。

そこで逃げることについて考えました。

戦略的撤退はプラスを、逃げはマイナスを生み出します。

犬と同じで逃げると色んなものが追いかけてきますので注意したいですね。

逃げてもOK派の人たちは戦略的撤退の事を言ってると思います。

目先の楽なほうに逃げる=マイナスを積み上げていく

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長期的にみると損、もしくは得なのかよくわからない状態で楽なほうに逃げてしまう。

この行為はマイナスを積み上げていきます。偶然プラスになる事もありますが、偶然にかけるのはハイリスクです。

もういいでしょ、こんな職場は

  • とにかくこの仕事はもうやりたくない、
  • 周りの人達が面倒すぎる
  • 環境がよくない

こんな感じでしょうか。不満を積み重ねている方もおられるかと思います。

掛け算だとマイナス×マイナスはプラスになりますが、この場合は足し算です。

もう逃げたいと思う段階では、マイナスが限界値に到達しつつあるはずです。

職を転々としてしまう

ほんとうは職を変わるとしたら次はこの程度の給料で、こういう仕事を。。。と考えていたものが、とにかく脱出できたらいいという思考に転換されます。

拾ってもらえるなら多少は妥協してもしょうがないという思考に支配されていき、大幅妥協のうえ職場を変わったとします。

新しい環境で少しマイナスは解消されていますが、妥協したのでやる気はイマイチです。

マイナスはマイナスを呼び込む力があるようで、ゼロにしてスタートしないと、新しい職場でも長期的に見るとマイナスを積み重ねていく可能性が高いです。

最悪なパターンは前のほうがよかったと言い出すことです。悪い事は忘れて過去は美化されますしね。

環境が変わってもマイナスだけは引き継がれるって嫌な話ですね。人間の潜在意識は恐ろしいです。

戦略的撤退の場合は職を転々としてもプラスになる事もあります。

借金からの逃げ

もののはずみで金を借りてしまい、気が付いたら金利合わせて借金が100万円。

最近また簡単に金が借りれるような風潮が見られるようになってきましたので、注意が必要です。

借金は追いかけてくる

借金からは逃げないほうがいいです。逃げると追ってきます。

借金を返す、帳消しにする方法としては

  • たくさん働く
  • 法的手続き
  • 一攫千金を狙う
  • 逃げる

働くと法的手続き以外は逃げになります。

逃げの一種ですが、昔僕がやっていた金利を無視した返済方法があります。最悪の方法で完全に一時しのぎです。

最後のかけ、大勝負にでる。聞こえはいいですが完全に思考停止です。

運が良ければ返せますが、返してもまた借金しそうですね。

借金の場合は人の感情と違い物理的なものなので分かりやすいです。

一時的に逃げきれても結局追われます。

人に追われるか、金に終われるかどうなるかわかりませんが、潜在意識のマイナスを積み上げることになりますので、逃げきれてもお金に困る生活は変わらないでしょう。

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分かりやすい!ドラクエの逃げ

具体例として最も分かりやすいです。

早く先に進めたくてやたら逃げを連発したことありませんか?

早く王様に黒コショウを渡したいのにどんどん敵が出てくる。→めんどくせぇ→逃げよう→回り込まれる→その繰り返しで全滅。

ウィザードリィ3とかもっとひどかった気がします。キャラがロストしたりとか。

戦ってるほうが時間がかかりますが、結局はプラスになるんですよね。

ゴールドが手に入るし、強くなる。

瀕死の時は逃げるしかありませんが。

戦略的撤退と逃げの違い

答えはカンタンです。長期的視点と目標の有無です。

目標が定まっていないと戦略的撤退ができません。

目的地へ行くための手段

現在地のAから目的地のBに行くまでには最も最適な道を選ぶ必要があります。

がけ崩れになっている道を無理して乗り越えていく人はあまりいないと思います。

目的に行くまでに車や歩き、状況に応じた選択が必要です。

飛行機や新幹線に乗るためには金がかかるので稼がないといけない。

この場合の「金を稼ぐ」は「リスクを取る」に置き換えることができます。

目標設定は期限つきで

仕事は目標達成のためのツールと考えると判断が変わってくるとおもいます。

目標を会社の組織内の事に限定するか、自分の人生を含めた広い視点で考えるかによって戦略的撤退の内容が変わってきます。

40歳までに1億円ためてリタイアしたいという目標と、この時期までに組織の中で一定の地位を確保したいという目標では取る選択が違います。

また、来年3月までに旅行資金をためたい、新しい家に転居したいというような目標でもいいと思います。

目標が大きいほうがより判断が明確にできます。小さな目標だと妥協点も低いです。

とはいえ、目標によって偉いとかそういうのはないので、未設定の方は考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • カンタンな逃げはマイナスを生む
  • マイナスはさらにマイナスを生む
  • 逃げる時はできるだけ戦略的撤退を選ぶ
  • 戦略的撤退には目標が必要
  • 目標はひとそれぞれ。期限設定をお忘れなく

マイナスは足し算で考えたいと思います。掛け算はそのまま賭けです。

マイナスを積み上げてしまうと、再スタートはゼロにするところから始まりますので注意が必要です。

お金みたいに目に見えないので厄介ですね。

戦略的撤退は逃げではないのでご安心ください。道全体が陥没しているのにそのまま進む人はいないでしょう。

その都度最適な選択行っていきましょう。

目標がないのは漂流と同じです。でも、漂流で生きるのも哲学的で素晴らしいと思います。

漂着した先で何が待っているのか楽しみですよね。

漂流思考でない方は大なり小なり目標は持っておいたほうがいいかもしれません。

目標を立てる時は期限設定を忘れないでくださいね。リアリティが変わってきますので。

今回の記事はちょっときれいごとにまとまってしまいました。

特定の方に当てはまる内容になれば幸いです。

そんな事考えてる場合か!という立場の方もいると思いますので、別の機会に別の観点で記事を書いてみたいと思います。

おわり

ちなみに緊急回避的逃げも戦略的撤退です。

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